千里中央駅前クリニック
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ビタミンC


 ◆油の種類 ・・・ 長鎖脂肪酸と中鎖脂肪酸

 普段、私たちが口にする油は、分子が長い鎖状に繋がった「長鎖脂肪酸」でできているものがほとんどです。長鎖脂肪酸は、体内
 で吸収された後、体脂肪として蓄積されて、必要に応じてゆっくりとエネルギーに変わります。油脂は身体に不可欠なものですが、
 摂りすぎることで肥満を招き、メタボリックシンドロームを増長します。

 一方、「中鎖脂肪酸」という種類の油が、いま注目を集めています。「中鎖脂肪酸」は、鎖の長さが長鎖脂肪酸の約半分である
 ため消化吸収が早く、門脈から直接肝臓に運ばれて速やかにエネルギーに変わります。 また、体内でケトン体に変わりやすいのも
 特徴です。
     
 


 ← ヒトに中鎖脂肪酸または長鎖脂肪酸を投与し分解した脂肪酸の量を測定
 Furman. R.H. Medium Chain Triglycerides, University Pa press(1968)




  



 ◆内臓脂肪を減らす働きも!


 左の図は、中鎖脂肪酸を含むオイルを12週摂取した際の体脂肪変化を表したグラフです。
 プラセボ(中鎖脂肪酸を含まない調合油) と比べて、有意に内臓脂肪が減少しています。

  ← 内臓脂肪量の変化  
  M.Kanai.et.al Asia Pac J Clin.Nutr.12(2),151-160(2003)  




 中鎖脂肪酸は、通常は「特定保健用食品」として、スーパーやドラッグストアなどで販売されています。(ヘルシーリセッタ等が
 有名です。)中鎖脂肪酸を約10%ほど含んでいますので、調理油として使用することで効果が期待できます。

 医療用では、「MCTオイル」という中鎖脂肪酸を97%含む油が使用されており、手術後の栄養管理や低栄養患者さんの
 栄養補給、また小児のてんかん治療食(ケトン食)などの医療用食品として、長年使用されてきました。

 より高濃度に中鎖脂肪酸を含むため、肥満や糖尿病などの生活習慣病、メタボリックシンドロームが気になる方にも効果が
 高いのではないかと考えられています。「MCTオイル」は、病院、薬局などの医療機関や、通信販売等で購入することができます。



 
 肥満、糖尿病、高血圧などのメタボリックシンドロームでは、内臓脂肪を減らして
 適正な体重を保つことが、非常に重要です。

 よい種類の油を選んで摂取するなど、生活習慣を工夫して予防・改善に努めましょう。

 




 *通常の油に置き換えて摂るのが基本です。カロリーは、通常の油脂と同じく9kcal/g(大さじ1で120kcal程度)と高いので、
 摂りすぎると肥満を招きます。1日10g~30gをめやすに、普段使用する油の代わりに使用しましょう。
 また、MCTオイルは発煙点が低いため、揚げ油としては利用できません。




千里中央駅前クリニック
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