2型糖尿病患者さんへの、

 高コレステロール血症に対するスタチン療法の意義

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 高脂血症薬 スタチン(製剤名:メバロチン、リピトール、クレストール等)は、

 我が国を含む世界各国で、最も広く用いられている高コレステロール血症のお薬です。






 第47回 欧州糖尿病学会(EASD2011)にて、
 「2型糖尿病患者におけるスタチン療法の臨床的意義」と題する
 シンポジウムが開催されました。
 

  2型糖尿病患者さんでは、治療前のLDLコレステロール値にかかわらず、スタチンの服用で心血管イベントが

  抑制されることがわかっています。欧米の共同研究者グループ(CTT collaboration)が2008年に行ったメタ解析では、

  スタチンの投与により、主要心血管イベントの発症リスクが、糖尿病患者さんで22%低下することがわかりました。

  こうしたエビデンスに基づき、米国糖尿病学会(ADA)では、糖尿病患者さんは、治療前のLDL-C値にかかわらず、

  ライフスタイルの修正に加えてスタチンを投与することを推奨しています。



  また、同グループが2010年に実施したメタ解析では、糖尿病患者さん、非糖尿病患者さん双方で、ベースラインからの

  LDL-C低下量が大きいほど、冠動脈疾患の発症リスクは低下し、またLDL-C値は低ければ低いほど、冠動脈疾患の

  発症リスクが低下することが明らかになりました。






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