千里中央駅前クリニックでは、サノレックス錠を用いた肥満治療や、 鍼の施術、アディポネクチン測定等を、 大阪大学 生体機能補完医学講座と共同で行っています。


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 肥満は、耐糖能異常や脂質代謝異常、高血圧、脂肪肝、冠動脈疾患、脳梗塞などの重大な健康障害を引き起こす
 ため、早期の是正が重要です。しかしながら、肥満者の食行動の変容は、なかなか容易なことではありません。

 サノレックスは、(前述の通り)、視床下部に直接作用して食欲を抑制することで肥満の是正を助けるお薬ですが、
 生体に対する悪影響の配慮と、美容目的での乱用等を避けるため、現在BMI>35以上の肥満患者様にのみ、
 保険適応が認められています。
 
 しかしながら、軽症・中等度肥満患者様の治療に際しても、サノレックスを使用するメリットは大きく、食行動の変容と
 体重是正、疾病予防に役立つことが期待されます。

 千里中央駅前クリニック ウエイトマネジメント外来 (大阪大学 生体機能補完医学講座の専門医師が担当)では、
 軽症~中等度の肥満患者様(BMI25以上35未満)を対象とした肥満治療において、サノレックス錠を用いた治療を
 行っています。

 さらに、患者様の状態によっては、サノレックスに加えて、鍼の施術やアディポネクチン測定等を行い、総合的な
 減量治療を実施しています(これらの治療は患者様の同意が得られた場合に、保険適応外で行います;詳しくは
 担当医にご確認ください)。





 食欲抑制剤 サノレックス錠について




 




 軽症肥満患者様への、サノレックス錠の使用について



 本来サノレックスは、生体への悪影響の配慮や美容目的での乱用・誤用を避けるため、BMI>35以上の重症
 肥満患者様にのみ、保険診療が認められています。

   *BMI(Body Mass Index)=体重(Kg)÷身長(m)÷身長(÷)

 しかしながら、BMI25以上35未満の患者様に対しても、サノレックスは有効であることが示されており、軽症・中等度
 肥満患者様の治療にサノレックスを使用するメリットは、大きいことが予想されます。1)2)



  1)中等度肥満を有する2型糖尿病患者に対するマジンドールの効果;中野里美「診療と新薬」32(10)67-70,1995.10
  2)食欲抑制薬マジンドールの使用経験;谷口中「医学と薬学」13(5)1209-1213,1985.5




 服用に際しての注意点




 サノレックス錠は、抗肥満薬として有効性の高い薬ですが、一方で、相応の副作用*を有しています。
 そのため、専門知識を有する医師の管理の下、十分に注意をしながら服用する必要があります。


 *副作用について
  主な副作用は、口渇感 (7.1%)、便秘 (6.4%)、悪心・嘔吐 (4.2%)、睡眠障害 (2.1%)、胃部不快感 (2.0%)等です。
  その他、比較的稀ですが、懸念される重大な副作用として「肺高血圧」などがあります。 

 





 診療の流れ



 





 研究成果の社会還元について


 
 上記の診療は、個々の患者様の治療を目的に行われますが、同時に大阪大学生体機能補完医学講座が行う
 抗肥満治療研究の一翼を担うものでもあります。したがって、治療の結果得られた知見は、今後の肥満治療研究の
 一助とするため、大阪大学 生体機能補完医学講座が千里中央駅前クリニックと協働して解析を行います。

 その結果、学術的価値のある結果が得られた場合において、大阪大学が、学会、論文等の形で成果を発表します。
 なお、成果の解析および発表に際しては、匿名の臨床データのみを使用し、患者様の氏名等の個人情報は一切
 公表されません。





 費用概算



 薬剤料 : 1錠 400円 (1日に1~2錠を服用)
 
 *別途、初診料3500円 (初診時のみ)、再診料2500円(2回目以降)がかかります。



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