千里中央駅前クリニック
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知って得する生活習慣病の話
専門別外来

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   千里中央駅前クリニックtop > 知って得する生活習慣病の話 top > 頸動脈エコーでプラークや狭窄が見つかった場合
 



頸動脈エコーで、プラークや狭窄が見つかった場合の治療について
大規模臨床試験に基づく参考資料






プラーク (例)



石灰化を伴うプラーク (例)


狭窄 70% (例)



 治療について ・・・ リスクファクターの管理                                              

 動脈硬化に至る原因となっているリスクファクター(コレステロール、高血圧、糖尿病など)の管理が非常に重要です。とりわけ、
 LDLコレステロールが高値の方にとっては、目標値まで下げておくことが予防のためには不可欠です。

 LDLコレステロールの目標値は、年齢や既往など危険因子の数によって異なりますが、120mg/dl以下、できれば100mg/dl以下が
 最も望ましく、食事療法や運動療法で十分な低下が見られない場合は、スタチン等の服薬治療が必要です。




  [ロスバスタチン(製剤名:クレストール)による、動脈硬化進展抑制及び退縮効果]

 頸動脈壁肥厚(IMT:1.2 mm 以上3.5 mm 未満)がみられた984 例を対象として、ロスバスタチン(製剤名:クレストール)40 mg
 またはプラセボを2 年間投与し、IMT の進展抑制及び退縮効果を検討した二重盲検比較試験(海外データ)。


 ・クレストールの投与により、頸部壁肥厚の進展が有意に抑制されました



ベースラインの
脂質値
治療期間中の
脂質値
本剤40mg プラセボ 本剤40mg プラセボ
n=624 n=252 n=624 n=252
LDL-C 155 154 78 152
HDL-C 50 49 53 50
中性脂肪 126 134 98 139
                           *いずれもp<0.001 vs プラセボ(共分散分析)








 [プラバスタチンナトリウム(製剤名:メバロチン)投与による冠動脈疾患発症数低下]

 冠動脈疾患または脳卒中の既往のない高脂血症患者(7,832 例)を、食事療法+メバロチン10~20mg/日併用群と食事療法
 単独群に無作為に割付け、冠動脈疾患の発症(心筋梗塞、狭心症等)について追跡(5.3年間)。


 ・メバロチン併用群では、食事療法単独群に比べて、冠動脈疾患(心筋梗塞、狭心症等)の発症が34.7%低下しました。



 ↑ 第一三共「プラバスタチンナトリウム(販売名:メバロチン)市販後調査」より抜粋




 ↑ 万有製薬「日本人の高コレステロール血症患者における、低用量シンバスタチン投与後時の血清脂質値と
 冠動脈イベント発症の関係を検討した大規模臨床研究」より抜粋



 治療について ・・・ 抗血小板剤の服用                                               

 すでにプラークや狭窄が見られる場合には、抗血小板薬の服用が有効です。
 
 アスピリン製剤(製剤名:バイアスピリン錠(100mg)、バファリン81(81mg)等)や、クロピドグレル(製剤名:プラビックス錠)には、
 血小板の働きを抑えて血液が固まるのを防ぐ作用(抗血小板作用)があり、服用を継続することで脳梗塞、心筋梗塞といった
 循環器疾患の予防効果が期待できます。


 ・アスピリン(75-150mg/日)の投与で、脳・心血管イベント(脳梗塞、心筋梗塞等の循環器疾患)の 発症率が、
  28.5%低下しました。



 





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