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高血圧 四方山話 - 血圧に強くなろう!
   

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 高血圧の方が気をつけたい生活習慣


 高血圧の予防・治療には、生活習慣の改善が欠かせません。

 特に、塩分の制限を基本としたバランスの良い食事、適度な運動、禁煙などが重要です。動脈硬化など合併症の

 予防の目的からも、ぜひ生活習慣を見直して、できるところから改善に取り組みましょう。 



 食事・運動
 基本は、やはり「減塩」です。日本人は、平均11/dayの塩分を摂っていますが、高血圧患者さんでの目標塩分量は、

 6g/dayと定められています*1。しかし、6g/dayという目標は非常に厳しく、達成にはかなりの努力が必要とされます。

 まずは、「現状よりも塩分を減らす」ことをまず目標に(それだけでも効果は見込めます)、塩分の多い食品や調味料の

 使用量等を減らしましょう。
(ちなみに、理想的な塩分量は、3.8g/dayと言われています*2。)


 その他、高血圧対策の生活習慣として、野菜や果物、魚の積極的な摂取、過度のアルコールは控えること、肥満の解消、

 適度な運動
などが推奨されています。

 (気をつけたい生活習慣について、詳しくは>>管理栄養士 たけいりの部屋「食事のコツ-高血圧」をご覧ください。

 



  *1 日本高血圧学会「高血圧治療ガイドライン2009」より

  *2 欧州高血圧学会-欧州心臓病学会ガイドライン2007 Management of Arterial Hypertension of the European Society
   of Hypertention.2007 Guidelines. J Hypertens 2007;25:1105-87.GL より



 禁煙
 タバコを吸うと、血圧は上がります。1本吸うと、15分以上その作用が続くと言われており*3、特にヘビースモーカーの方

 では、高い血圧が長時間続くことになります。

 また、喫煙は、心疾患や脳卒中などの強力なリスクファクターであるため、それらの合併症のリスクを抱える高血圧

 患者さんでは、できる限り早期に禁煙に取り組むことが必要です。


 なかなか喫煙をやめられない方は、禁煙補助薬を使うことも有効です。1日の喫煙本数や喫煙歴などについて一定の

 条件を満たせば、保険診療で治療を受けることもできます。

  (禁煙外来について>>詳しくはこちらをご覧ください。





  *3 Persistent blood pressure increase induced by heavy smoking. J Hypertens 1992;10:495-9. より



 その他の生活習慣
 冬に血圧が上がることは、多くの方が経験していると思います。暖房の完備や防寒が不十分であると、血圧が上昇し、

 心血管疾患の死亡率が増加します
。室温20℃以上だと血圧は上がらないと言われているので、高血圧患者さんは、

 部屋が寒くなりすぎないよう、室温に配慮しておくことが大切です。また、浴室や脱衣所、トイレなどは、見落とされがち

 なので注意しましょう。 

 お風呂では、3842℃程度の温度で、510分程度の入浴がめやすです。熱すぎるお湯や、サウナなどは避けた方がよい

 でしょう。 

 また、ストレスで血圧が上がる可能性もありますので*4睡眠不足に注意し、リラックスして過ごすことが大切です。 





  *4 Lifestyle interventions to reduce raised blood pressure: a systematic review of randomized controlled trials.
   J Hypertens 2006;24:215-33.より






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