千里中央駅前クリニック
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 血液検査結果の見方

  血液検査の基準値はあくまで参考値であり、範囲外であるからといって必ずしも心配を要するものではありませんが、
  治療や定期的なフォローアップが必要な場合もあります。検査結果について気になる点等がございます際には、当クリニックまでお気軽にご相談ください。

  受診される際は、予めお電話(06-6318-5745)にてご予約下さいますようお願い致します。(通常の保険診療となります
。)

 
 HbA1c、血糖値が高めの方                                         

検査項目 単位 基準値 概要
下限 上限
HbA1c
(NGSP)
4.7 6.2 過去1-3カ月の血糖コントロール(空腹時および食後)の指標です。
糖尿病もしくは境界型糖尿病で高値になります。
血糖値 mg/dl 70 109 空腹時の血糖を示します。
糖尿病や境界型糖尿病で高値になります。
*平成24年4月より、HbA1cの基準値表示が国際基準(NGSP)に統一されました。


  [ 糖尿病の診断基準 ]

  ① 早朝空腹時血糖値 126mg/dL以上
  ② 75gOGTTで2時間値 200mg/dL以上
  ③ 随時血糖値 200mg/dL以上
  ④ HbA1c(JDS値)が6.1%以上

  ①~④いずれか1つが確認された場合、「糖尿病型」、①~③いずれかと④が確認された場合「糖尿病」と診断
  
  早朝空腹時血糖110以上126mg/dl未満 もしくは75gOGTTで2時間値140以上200mg/dL未満の場合「境界型」と診断する。

   *日本糖尿病学会編:糖尿病治療ガイド 2010.より




 LDLコレステロール、中性脂肪が高い方、HDLコレステロールが低い方                               


検査項目 単位 基準値 概要
下限 上限
LDLコレステロール mg/dl 70 139* いわゆる悪玉コレステロールで、動脈硬化を進展させます。合併する危険因子によって、目標値(正常値)は異なります。
HDLコレステロール mg/dl 40 77(男性)
90(女性)
いわゆる善玉コレステロールで、動脈硬化を防ぎます。
運動不足、肥満、喫煙などで低下します。
中性脂肪 mg/dl 40 149 食事や過度の飲酒で上昇します。動脈硬化のリスクファクターの一つであると同時に、膵炎の原因にもなります。

 年齢、合併疾患、喫煙の有無など、危険因子の数により、LDLコレステロールの目標値は(100-160mg/dlの範囲で) 
  異なります。




 肝機能に異常がある方                                                            


検査項目 単位 基準値 概要
下限 上限
AST(GOT) IU/dl 10 40 ウイルス性肝炎、脂肪肝、過度の飲酒、心筋梗塞、筋炎、溶血性貧血等で高くなる場合があります。
ALT(GPT) IU/dl 5 45 ウイルス性肝炎、脂肪肝、過度の飲酒等で高くなる場合があります。
γーGTP IU/dl - ≦73(男性)
≦35(女性)
胆道系疾患(閉塞性黄疸や胆石症、胆のう炎等)、ウイルス性肝炎、アルコール性肝障害、脂肪肝等で高くなる場合があります。
アルカリ
フォスファターゼ
(ALP)
IU/l 101 360 胆道系疾患(閉塞性黄疸や胆石症、胆のう炎等)、ウイルス性肝炎、アルコール性肝障害、脂肪肝、骨疾患(骨肉腫、悪性腫瘍骨転移)、バセドウ病等で高くなる場合があります。アイソザイム検査が必要となる場合があります。
LDH IU/l 120 245 ウイルス性肝炎、心筋梗塞、巨赤芽球性貧血、溶血性貧血、悪性腫瘍等で上昇します。アイソザイム検査が必要となる場合があります。




 白血球、赤血球、ヘモグロビンなどの数値に異常がある方                                       


検査項目 単位 基準値 概要
下限 上限
白血球数
(WBC)
×103/μl 3.3 9 感染症(肺炎、虫垂炎、扁桃炎、副鼻腔炎、歯槽膿漏等)、血液疾患(白血病等)で上昇し、脾機能亢進(肝硬変)、血液疾患(白血病等)、薬剤(バセドウ病のお薬等)の副作用等で低値になることがあります。
赤血球数
(RBC)
×104/μl 430(男性)
380(女性)
570(男性)
500(女性)
鉄欠乏性貧血、再生不良性貧血、巨赤芽球性貧血(ビタミンB12、葉酸の欠乏等)等で低値になります。
ヘモグロビン g/dl 13.5(男性)
11.3(女性)
17.6(男性)
15.2(女性)
赤血球中に存在する鉄を含むたんぱく質で、月経過多(子宮筋腫等)、消化管出血等により低値になります。
ヘマトクリット 40(男性)
34(女性)
52(男性)
46(女性)
血液中に含まれる赤血球の割合で、貧血により低値になります。
MCV f l 86(男性)
82(女性)
104(男性)
101(女性)
平均赤血球容積のことで、赤血球の大きさがわかります。巨赤芽球性貧血(ビタミンB12、葉酸の欠乏等)等で高値になります。
MCH pg 28.0(男性)
26.3(女性)
34.6(男性)
34.7(女性)
平均赤血球色素量で、赤血球あたりのヘモグロビン量を示します。巨赤芽球性貧血(ビタミンB12、葉酸の欠乏等)等で高値になります。
MCHC 31.0(男性)
30.0(女性)
36.6(男性)
36.6(女性)
平均赤血球色素濃度で、鉄欠乏性貧血等で低値になります。
血小板数 ×104/μl 12 34 紫斑病、脾機能亢進(肝硬変等)、敗血症(DIC)等で減少します。




 その他の検査値に異常がある方                                                       

 
検査項目 単位 基準値 概要
下限 上限
総蛋白(TP) g/dl 6.5 8.3 脱水症(下痢、嘔吐等)、ウイルス性肝炎等で上昇し、栄養不良、ネフローゼ症候群、肝障害等で低値になります。
アルブミン
(Alb)
g/dl 3.7 5.2 たんぱく質の一種で、ウイルス性肝炎や肝硬変等の肝障害、感染症、悪性腫瘍等で低値になります。
A/G比 - 1.1 2.0 アルブミンとグロブリンの比率のことで、ウイルス性肝炎や肝硬変等の肝障害、ネフローゼ症候群、栄養不良等で低下します。
BUN
(尿素窒素)
mg/dl 8.0 20.0 腎炎等の腎機能障害、感染症、甲状腺機能亢進症、糖尿病等で高値を示します。また高たんぱく食や強度の運動でも上昇します。
クレアチニン
(CRE)
mg/dl 0.7 1.3 腎炎・腎不全等の腎機能障害、腎結石等の尿路閉塞性疾患等で高値を示します。
尿酸(UA) mg/dl - 7.0未満 飲酒やプリン体の過剰摂取で上昇し、痛風の原因となります。高値が継続すると、動脈硬化を引き起こします。利尿剤等の副作用で上昇することもあります。
CPK IU/l 50(男性)
30(女性)
230(男性)
165(女性)
筋肉に障害が起きると上昇するため、急性心筋梗塞、黄紋筋融解症等で高値を示します。また、検査前日に激しい運動をすると上昇します。




尿検査で異常が見られた方                                                        


検査項目 基準 概要
尿たんぱく -
±、+以上
正常
異常
腎炎、糖尿病性腎症等で陽性になります。
尿潜血 -
±、+以上
正常
異常
腎結石、腎腫瘍(腎がん)、膀胱腫瘍(膀胱がん)、腎炎等で陽性になります。
尿糖 -
±、+以上
正常
異常
糖尿病、腎性糖尿で陽性になります。
尿ウロビリノーゲン ±、+
++以上
正常
異常
黄疸、脱水等で異常値を示します。




  



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