ハーバード大の研究グループが、ランセット誌に発表

 動脈硬化予防薬アスピリンに
 大腸がん予防効果!

 

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 本年1025日付の米医学誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」に、動脈硬化予防薬であるアスピリンに、
 大腸がんの予防効果があるという内容の論文が発表されました。

 米ハーバード大学の研究チームが、米国の患者(2006年時点で大腸がんと診断され、細胞分析が可能であった964人)の
 経過を追跡したところ、ある特定の遺伝子に変異をおこす大腸がんについて、アスピリンを服用していた人では、死亡率が
 82%低いことがわかりました。また、全死亡率は、アスピリンを服用していた人で46%低くなるという結果でした。

 この「特定の遺伝子(PIK3CA)」の変異がある人は、大腸がん患者の2割弱とみられています。
 ハーバード大の研究者は、「アスピリンが変異した遺伝子に作用したのではないかと考えられ、今後、詳しいメカニズムの
 解明をしていきたい」と語っています。



 抗血小板剤であるアスピリンは、従来より大腸がんの予防に効果があるとされてきました。
 代表的な研究は、2010年、英医学専門誌「ランセット」にて発表された、英オックスフード大 研究チームが行った臨床研究です。
 対象者14033人をアスピリン服用群とプラセボ群に分けて6年間追跡した結果、アスピリン服用群では結腸・直腸がんの
 発症リスクが24%、死亡リスクが35%減少低下していました。


 






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